残酷な描写あり
119.証人召喚3
「“妖艶”、“並立”、二人にお願いがあります。私に、少し時間をいただけませんか?」
「どういう事かしら?」
「私が教皇様を説得します。だから私の説得が終わるまで、開戦を待って欲しいのです」
パンドラのこの提案に会議室の中がざわついた。
「“忠国”、貴女の言葉に教皇の心が動くと思っているのかしら?」
パンドラの宰相という地位はサピエル法国内では底辺に下げられ、パンドラの実権も発言力も無きに等しいことが先程明らかになったばかりだ。そのパンドラが教皇を説得できる可能性は限りなく低いと、メルキーを含めた全員がそう思っていた。
「“妖艶”の言いたいことは分かります。ですが、このまま何もしなければ戦争は避けられないでしょう。……今、サピエル法国の人間で教皇を直接説得できるのは私しかいません。だからどうか私に、その時間を、猶予を下さい。お願いします……」
パンドラは静かに深く頭を下げた。嘆願するその姿に迷いは無く、パンドラの芯と意志の強さが感じ取れた。
そのパンドラの嘆願に真っ先に心を動かされたのはラルセットだった。
「分かりました。待ちましょう」
「“並立”!?」
ラルセットの突然の手のひら返しにメルキーは抗議の目を向けたが、メルキーが何か言うよりも早くラルセットは片手を挙げてメルキーの口を閉ざした。
「“妖艶”、僕達の目的はサピエル法国への制裁ですが、その方法は何も戦争だけではありません。平和的に話し合いで解決するならそれに越したことはないと思いませんか?」
「それはそうですが……」
「それに僕達は先程、“忠国”を信じると言ったばかりですよ? ここで“忠国”を信じなくて、いつ信じるのですか?」
「うっ……」
痛いところを突かれたメルキーは、つい押し黙ってしまった。それは実質、ラルセットの意見に反論出来ず敗北を認めたのと同義だった。メルキーがそのことに気付いた時にはもう遅かった。
「……はぁ、分かりましたわ。“忠国”2週間です、2週間だけ待ちましょう。2週間経っても貴女が戻らなかったら、その時は問答無用でサピエル法国に進軍します」
「ありがとうございます……!」
「“並立”もこれで満足かしら?」
「ええ、僕の方もそのように国に伝えておきます」
こうしてパンドラの嘆願が通り、ブロキュオン帝国とプアボム公国の進軍は延期されることになった。
だがこの2週間の延期はサピエル法国、もといパンドラだけに都合がいいわけではなく、ブロキュオン帝国とプアボム公国にも都合のいい提案なのである。
ブロキュオン帝国とプアボム公国はつい三日前に宣戦布告をしたばかりで、正直言ってまだ戦争の準備が完璧に完了していないのが現状だった。つまりパンドラの説得がどちらの結果に転ぼうとも、メルキーとラルセットはこの2週間の猶予期間を有意義に使い戦争準備を完了させてしまおうという腹積もりだったのだ。
そして二人の表情からその腹積もりに気付いていないのは、会議室の中では完全部外者のユノだけであった。
その後も八柱協議は進み、貿易都市とムーア王国は宣戦布告に対する自らの立場を表明した。
まず貿易都市だが、宣戦布告に賛同しブロキュオン帝国とプアボム公国に全面協力する意思を固めた。具体的には、貿易都市全域をブロキュオン帝国の進軍拠点として開放することと、ブロキュオン帝国とプアボム公国に技術・人材・物資・軍資金等の後方支援をすることになる。
そしてムーア王国だが、こちらも貿易都市と同じく宣戦布告に賛同したものの国内情勢の関係から全面協力は難しいとのことで、ブロキュオン帝国軍とプアボム公国軍の国内通過の許可と物資提供という最低限の協力だけを約束した。
そしてその他の細かい調整を八柱の面々が話し合っている間、役目を終えたユノとリチェは完全に蚊帳の外に追い出され、大人しく協議が終わるまで部屋の隅で待つしかなかったのだった。
◆ ◆
長かった八柱協議が終わり、これでようやく私の用事が全て片付いた。私の用事と言うよりかは、セレスティアさんの代わりに説明役を任されただけだから正確には違うけど……。
とにかくすべきことは全部終わった。特に悩みの種だった、リチェの処遇をどうするかという問題が解決したのはよかった。
リチェを洗脳して私の下僕としたのは、それしか安全に対処が出来なかったので仕方ない。しかしいくら洗脳して私に従順な下僕にしたとはいえ『サピエル法国教皇親衛隊』という肩書は、私はもとより師匠やセレスティアさんにとっても、ハッキリ言って手元に置くには都合が悪すぎる邪魔な存在だった。
更にリチェはプアボム公国とブロキュオン帝国にとって、サピエル法国の裏事情に精通したまたとない重要な証人であり、今となっては私個人で勝手に処分することが出来ない存在となっていた。
そんな目の上のたん瘤だったリチェだが、実は引き取りたいと言ってきた人物がいた。ブロキュオン帝国皇帝の“エヴァイア・ブロキュオン”だ。
皇帝は人材マニアとして有名らしく、私が謁見した時にその噂に違えず、リチェのこれまでの実績と才能に目を付け勧誘してきたのだ。
皇帝のその提案に断る理由が無かったので私はすぐに了承したが、使者として同行していたプアボム公国宰相のラルセットが「事が事だけに、八柱協議で全員に了承を得てからにしてほしい!」と強く具申した為に、今日まで待つことになった。
それもさっきの話し合いの中で話題に上げられ全員が了承したので、これで晴れてリチェを手放すことができるようになった。
今はまだ私の下僕として洗脳したままなので、これを皇帝に忠誠を誓うようにまた洗脳を掛け直さないといけないが大した手間じゃない。
この後会議室を出たらブロキュオン帝国宰相のメルキーの所に行って、そこでリチェの洗脳を駆け直して引き渡せば、私はようやく師匠の所に帰ることが出来る!
はふぅ~、待っててくださいね師匠! 今愛しのユノが戻りますよ~!!
「あっユノ~、少しいいかしら~?」
リチェを連れてメルキーと共に会議室を出ようとしていた私を呼び止める声が聞こえた。
この気の抜けるような語尾の伸ばし方をする口調、間違えようがない。振り返るとその人物、メールが私に駆け寄ってきた。
メールは私が本の姿で貿易都市の書庫の本の一つに紛れて暮らしていた時にたまたま知り合って、そこからいつの間にか私の長く退屈な時間を埋めてくれる大切な友達になった女性だ。
しかし初めて会った時から思っていたけど、こうして元の姿と同じ容姿を得たことで改めてユノの前部に張り出した二つの山脈の大きさを私は実感した。チラリと視線を落とせば自分の前部の平坦さが余計に浮き彫りになる。
メールの背丈はセレスティアさんとほぼ同じぐらいで、私ほどでないにしても小柄の部類に入るはずだ。因みに言えば、セレスティアさんのは身長に似合った平均的なものである。
それなのに、この差は何だろうか? 何があればこれほどまでに人の成長に差が出来るのだろうか? ……私もあれくらいの女性の魅力があったら、師匠ももっと私に振り向いてくれるかしら?
……なんだか自分の思考がいつの間にか情けない方向に進んでる気がする……。
「ど、どうしたのユノ~?」
どうやら変な考えをしていた私の表情が何とも言えないものになっていたようで、心配したメールが私の顔を覗き込んできた。
「……大丈夫よメール。ちょっと、人体の神秘について考えていただけだから……」
「????」
突然訳の分からないことを口にする私に、メールの目を丸くして首を傾げた。
「……気にしないでメール。それより何かしら?」
メールがわざわざ私を引き留めてきたのだから、何かしらの用事があるのだろう。
私としては早くセレスティアさんの屋敷に戻って、久しぶりに師匠の顔を見てついでに愛を語り合いたいのだけど、ユノは私が本の姿で過ごしていた時に孤独を支えてくれた大切な友人だ。用事があると言うなら無下にすることは出来ない。
「あのね~この後少し付き合ってくれないかしら~? 折角こうして再会できたんだから~、ゆっくりお話しでもしたいわ~!」
「お話かぁー……」
「もしかして都合が悪い~?」
都合が悪い……うん、まあその通りだ。
私はこの後リチェの洗脳を掛け直して、メルキーに引き渡す用事が残っている。それが終わればもう用事はないし、メールの要望に付き合ってもいい。
でも八柱協議が長引いたおかげで、今は夜の2時を疾うに過ぎていた。さっき懐中時計で確認したから間違いない。
もし今からメールに付き合ったら、お互いに積もる話もあるから長引くことは想像に難くない。そうなれば師匠の下に帰れる頃には、日付が変わってしまう。
「都合が悪いというか、ここのところ動きっぱなしだったから、流石に今日は早く帰って休みたいわ。別の日にしない?」
メールのお願いは無下には出来ないと言ったけど、ゆっくり話をするだけなら時間に余裕のある別の日にした方がお互いに都合が良いに決まってる。今はとにかく一刻も早く師匠の下に帰りたい!
「う~ん、確かに今日はもう遅いわね~。分かったわ~」
「ありがとうメール。都合がついたらこっちから連絡するわ!」
「楽しみに待ってるわね~」
こうしてメールと再会の約束をした私は、予定通りリチェの洗脳を掛け直してメルキーに引き渡し、足早にセレスティアさんの屋敷に戻った。そしてセレスティアさんに事の顛末を報告してから、ようやく待ちに待った師匠に愛を語りに行った。
残念ながら久しぶりに再会した師匠は照れちゃったから愛は語り合えなかったけど、師匠と私の時間はまだまだあるから、焦らずゆっくり恥ずかしがり屋な師匠の心を開いていこう!
「どういう事かしら?」
「私が教皇様を説得します。だから私の説得が終わるまで、開戦を待って欲しいのです」
パンドラのこの提案に会議室の中がざわついた。
「“忠国”、貴女の言葉に教皇の心が動くと思っているのかしら?」
パンドラの宰相という地位はサピエル法国内では底辺に下げられ、パンドラの実権も発言力も無きに等しいことが先程明らかになったばかりだ。そのパンドラが教皇を説得できる可能性は限りなく低いと、メルキーを含めた全員がそう思っていた。
「“妖艶”の言いたいことは分かります。ですが、このまま何もしなければ戦争は避けられないでしょう。……今、サピエル法国の人間で教皇を直接説得できるのは私しかいません。だからどうか私に、その時間を、猶予を下さい。お願いします……」
パンドラは静かに深く頭を下げた。嘆願するその姿に迷いは無く、パンドラの芯と意志の強さが感じ取れた。
そのパンドラの嘆願に真っ先に心を動かされたのはラルセットだった。
「分かりました。待ちましょう」
「“並立”!?」
ラルセットの突然の手のひら返しにメルキーは抗議の目を向けたが、メルキーが何か言うよりも早くラルセットは片手を挙げてメルキーの口を閉ざした。
「“妖艶”、僕達の目的はサピエル法国への制裁ですが、その方法は何も戦争だけではありません。平和的に話し合いで解決するならそれに越したことはないと思いませんか?」
「それはそうですが……」
「それに僕達は先程、“忠国”を信じると言ったばかりですよ? ここで“忠国”を信じなくて、いつ信じるのですか?」
「うっ……」
痛いところを突かれたメルキーは、つい押し黙ってしまった。それは実質、ラルセットの意見に反論出来ず敗北を認めたのと同義だった。メルキーがそのことに気付いた時にはもう遅かった。
「……はぁ、分かりましたわ。“忠国”2週間です、2週間だけ待ちましょう。2週間経っても貴女が戻らなかったら、その時は問答無用でサピエル法国に進軍します」
「ありがとうございます……!」
「“並立”もこれで満足かしら?」
「ええ、僕の方もそのように国に伝えておきます」
こうしてパンドラの嘆願が通り、ブロキュオン帝国とプアボム公国の進軍は延期されることになった。
だがこの2週間の延期はサピエル法国、もといパンドラだけに都合がいいわけではなく、ブロキュオン帝国とプアボム公国にも都合のいい提案なのである。
ブロキュオン帝国とプアボム公国はつい三日前に宣戦布告をしたばかりで、正直言ってまだ戦争の準備が完璧に完了していないのが現状だった。つまりパンドラの説得がどちらの結果に転ぼうとも、メルキーとラルセットはこの2週間の猶予期間を有意義に使い戦争準備を完了させてしまおうという腹積もりだったのだ。
そして二人の表情からその腹積もりに気付いていないのは、会議室の中では完全部外者のユノだけであった。
その後も八柱協議は進み、貿易都市とムーア王国は宣戦布告に対する自らの立場を表明した。
まず貿易都市だが、宣戦布告に賛同しブロキュオン帝国とプアボム公国に全面協力する意思を固めた。具体的には、貿易都市全域をブロキュオン帝国の進軍拠点として開放することと、ブロキュオン帝国とプアボム公国に技術・人材・物資・軍資金等の後方支援をすることになる。
そしてムーア王国だが、こちらも貿易都市と同じく宣戦布告に賛同したものの国内情勢の関係から全面協力は難しいとのことで、ブロキュオン帝国軍とプアボム公国軍の国内通過の許可と物資提供という最低限の協力だけを約束した。
そしてその他の細かい調整を八柱の面々が話し合っている間、役目を終えたユノとリチェは完全に蚊帳の外に追い出され、大人しく協議が終わるまで部屋の隅で待つしかなかったのだった。
◆ ◆
長かった八柱協議が終わり、これでようやく私の用事が全て片付いた。私の用事と言うよりかは、セレスティアさんの代わりに説明役を任されただけだから正確には違うけど……。
とにかくすべきことは全部終わった。特に悩みの種だった、リチェの処遇をどうするかという問題が解決したのはよかった。
リチェを洗脳して私の下僕としたのは、それしか安全に対処が出来なかったので仕方ない。しかしいくら洗脳して私に従順な下僕にしたとはいえ『サピエル法国教皇親衛隊』という肩書は、私はもとより師匠やセレスティアさんにとっても、ハッキリ言って手元に置くには都合が悪すぎる邪魔な存在だった。
更にリチェはプアボム公国とブロキュオン帝国にとって、サピエル法国の裏事情に精通したまたとない重要な証人であり、今となっては私個人で勝手に処分することが出来ない存在となっていた。
そんな目の上のたん瘤だったリチェだが、実は引き取りたいと言ってきた人物がいた。ブロキュオン帝国皇帝の“エヴァイア・ブロキュオン”だ。
皇帝は人材マニアとして有名らしく、私が謁見した時にその噂に違えず、リチェのこれまでの実績と才能に目を付け勧誘してきたのだ。
皇帝のその提案に断る理由が無かったので私はすぐに了承したが、使者として同行していたプアボム公国宰相のラルセットが「事が事だけに、八柱協議で全員に了承を得てからにしてほしい!」と強く具申した為に、今日まで待つことになった。
それもさっきの話し合いの中で話題に上げられ全員が了承したので、これで晴れてリチェを手放すことができるようになった。
今はまだ私の下僕として洗脳したままなので、これを皇帝に忠誠を誓うようにまた洗脳を掛け直さないといけないが大した手間じゃない。
この後会議室を出たらブロキュオン帝国宰相のメルキーの所に行って、そこでリチェの洗脳を駆け直して引き渡せば、私はようやく師匠の所に帰ることが出来る!
はふぅ~、待っててくださいね師匠! 今愛しのユノが戻りますよ~!!
「あっユノ~、少しいいかしら~?」
リチェを連れてメルキーと共に会議室を出ようとしていた私を呼び止める声が聞こえた。
この気の抜けるような語尾の伸ばし方をする口調、間違えようがない。振り返るとその人物、メールが私に駆け寄ってきた。
メールは私が本の姿で貿易都市の書庫の本の一つに紛れて暮らしていた時にたまたま知り合って、そこからいつの間にか私の長く退屈な時間を埋めてくれる大切な友達になった女性だ。
しかし初めて会った時から思っていたけど、こうして元の姿と同じ容姿を得たことで改めてユノの前部に張り出した二つの山脈の大きさを私は実感した。チラリと視線を落とせば自分の前部の平坦さが余計に浮き彫りになる。
メールの背丈はセレスティアさんとほぼ同じぐらいで、私ほどでないにしても小柄の部類に入るはずだ。因みに言えば、セレスティアさんのは身長に似合った平均的なものである。
それなのに、この差は何だろうか? 何があればこれほどまでに人の成長に差が出来るのだろうか? ……私もあれくらいの女性の魅力があったら、師匠ももっと私に振り向いてくれるかしら?
……なんだか自分の思考がいつの間にか情けない方向に進んでる気がする……。
「ど、どうしたのユノ~?」
どうやら変な考えをしていた私の表情が何とも言えないものになっていたようで、心配したメールが私の顔を覗き込んできた。
「……大丈夫よメール。ちょっと、人体の神秘について考えていただけだから……」
「????」
突然訳の分からないことを口にする私に、メールの目を丸くして首を傾げた。
「……気にしないでメール。それより何かしら?」
メールがわざわざ私を引き留めてきたのだから、何かしらの用事があるのだろう。
私としては早くセレスティアさんの屋敷に戻って、久しぶりに師匠の顔を見てついでに愛を語り合いたいのだけど、ユノは私が本の姿で過ごしていた時に孤独を支えてくれた大切な友人だ。用事があると言うなら無下にすることは出来ない。
「あのね~この後少し付き合ってくれないかしら~? 折角こうして再会できたんだから~、ゆっくりお話しでもしたいわ~!」
「お話かぁー……」
「もしかして都合が悪い~?」
都合が悪い……うん、まあその通りだ。
私はこの後リチェの洗脳を掛け直して、メルキーに引き渡す用事が残っている。それが終わればもう用事はないし、メールの要望に付き合ってもいい。
でも八柱協議が長引いたおかげで、今は夜の2時を疾うに過ぎていた。さっき懐中時計で確認したから間違いない。
もし今からメールに付き合ったら、お互いに積もる話もあるから長引くことは想像に難くない。そうなれば師匠の下に帰れる頃には、日付が変わってしまう。
「都合が悪いというか、ここのところ動きっぱなしだったから、流石に今日は早く帰って休みたいわ。別の日にしない?」
メールのお願いは無下には出来ないと言ったけど、ゆっくり話をするだけなら時間に余裕のある別の日にした方がお互いに都合が良いに決まってる。今はとにかく一刻も早く師匠の下に帰りたい!
「う~ん、確かに今日はもう遅いわね~。分かったわ~」
「ありがとうメール。都合がついたらこっちから連絡するわ!」
「楽しみに待ってるわね~」
こうしてメールと再会の約束をした私は、予定通りリチェの洗脳を掛け直してメルキーに引き渡し、足早にセレスティアさんの屋敷に戻った。そしてセレスティアさんに事の顛末を報告してから、ようやく待ちに待った師匠に愛を語りに行った。
残念ながら久しぶりに再会した師匠は照れちゃったから愛は語り合えなかったけど、師匠と私の時間はまだまだあるから、焦らずゆっくり恥ずかしがり屋な師匠の心を開いていこう!