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作者: 炭酸吸い
 “マシーナウイルス”という寄生細菌に侵され、怪物へ変異する病に侵された人類と、変異者を討伐するためにウイルスを技術転用して作り上げられた“デバイス”が流通する世界。
 諜報員の少女リーレニカは、単身である国が隠し持っているとされる古代兵器――“生体型デバイス”を盗み出す任務に就いていた。花屋を経営する年下の少女フランジェリエッタの下で、共に働きながら情報を集める日々。
 そんな中、とうとう国内で発症者が現れ、リーレニカは正体を隠しながら殺害を演じる羽目になる。

 それだけでは留まらず、『特殊な花』を取り扱う生花店には、マシーナに魅入られたワケありの来客が後を絶たず――。

 〈感染〉と〈隠密〉が交差するスパイファンタジー。
序章
諜報員を引き合わせた夕暮れ
2062字 投稿2024.06.03
第一章
1話 血液の脱色化
3239字 投稿2024.06.04
2話 なりかけだった
1958字 投稿2024.06.04
3話 機人
3068字 投稿2024.06.04
4話 デバイス起動
2145字 投稿2024.06.04
5話 殺します
2148字 投稿2024.06.04
6話 咀嚼音
2429字 投稿2024.06.04
第二章
第二章 1話 スカルデュラ家
2899字 投稿2024.06.09 更新2024.06.09
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