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作者: 草上アケミ
残酷な描写あり R-15
魔剣の村(1)
 常に何かを殺したくてたまらなかった。

 殺す対象は何だっていい。

 飯のおこぼれを狙う汚いネズミ、窓枠にとまった馬鹿な鳥、地を這う虫や風に舞う蝶――生命を持つものならば、片っ端から殺しまくった。

 何かを殺している間だけ、心はあんで満たされる。

 殺し続けるということが、殺されるという恐怖を和らげてくれた。自分が殺す側だと信じられた。己すら殺そうとする衝動が、外に矛先を向けている間は生きていられると実感できた。

 いつからそんな考えに支配されるようになったのかは、もう覚えていなかった。ほんの数週間前のような気もするし、ずっと昔からその衝動を抱えていたような気もした。



 力の代償は命で払え。それがテメェの最後の救いだ。



 暗く淀んだ思考の中で、ふと、言葉が浮かんだ。誰が言ったものだったろうか。とてもよく聞く声のようで、聞いたことのない声でもあるような気がする。

 兎に角、今一番大切なことは、何かを殺すことだった。

 だが、殺し続けることには限界がある。

 目についた命を徹底的に殺していった結果、周りにいた生物は全て絶えてしまった。

 パン屑を撒いてもネズミは近寄ろうとせず、窓際に鳥の姿も長く見ていなかった。

 新たな生き物を探しに行こうとしても、『主』の定めで日が落ちるまでは家から出ることを許されない。

 昼間は、部屋の隅で殺される恐怖に耐えるしかない。自分の殺意と『主』の殺意から逃げてしまいたかった。

 自分の首を絞めようとする腕にシーツを巻きつけて包まった。
 部屋の中央に鎮座する『主』から視線を外し、血の染みがついた壁を見つめていても、背筋を滑り落ちる冷たさは留まることをしらなかった。

 早く何かを殺さないと。
 殺さねば、退屈を持て余した『主』に戯れのままに殺されてしまう。この衝動は『主』から与えられたものだから。
 奴の呪わしい意思の一部でしかないのだから。


  かちゃり


 背後で、外へと繋がる扉が開いた。

 きしみながらゆっくり開いていくちょうつがいの音を、息を殺して聞いた。
 こちらが寝ていると勘違いしているのか、そいつは無防備に部屋の中に踏み込んだ。こっそり侵入したつもりなのだろうが、随分と下手くそな忍び足だった。

 狙いは何だ、俺の命か『主』の力か両方か。どちらにせよくれてやるつもりはない殺すしかない殺せ!

 はやる気持ちを抑えて、確実に仕留められる機会を狙う。足音は部屋の中を進んだ。真ん中に敷かれた布を踏んで音がくぐもる。もう一歩でこちらの間合いに入る。

 とん、と足が死線をまたいだ。
 寝台から転がり落ちるように飛び出し、壁に立てかけてあった剣を掴む。相手の顔も確認せずに切り伏せた。

 そいつが手に持っていた盆が落ち、その上に鮮血が降り注いだ。けたたましく食器が割れて破片が飛び散った。

 生きているという実感が心を満たし――即座に絶望へと叩き落された。

 目を見開いて既に事切れているそいつは、とても良く知っている顔だった。

「あ……ああ……」

 もう二度と動くことの無い、自分によく似た眼差しと妻と同じ色の髪をもつ少年の死体が足下に横たわっていた。

 段々速くなる呼吸と共に頭の中が真っ白になっていく。目の前がぐらりと歪んだ。一日二回、食事を持ってきてたっけ、という認識が無感動に意識のふちを滑り落ちていった。

 手に持つ剣に目を落とせば、そこにべっとりと付着した血と脂が、むわりとした最後の熱が、してしまったことを突きつけてくる。

 剣を投げ捨て、胸から下が無くなった我が子を抱き上げて淀んだ涙を流した。



――今更喚くなよ、俺と契約した時点で腹括ってなかったのかぁ?



 嘲笑うような声が耳に届いたが、それに返す言葉も無く、ただ俺は薄暗い部屋の中で泣き叫ぶしかなかった。

 その涙の意味を忘れるまでの間だけ。

◆ ◆ ◆

 ちりんちりん、と到着を告げる鐘を鳴らし、御者は檻のような乗り合い馬車の扉を開けた。

 鋼鉄の馬車の中から、ぞろぞろと乗客が下車していく。その中には、リンとリーフの姿もあった。
 リーフは少しでも目立たないように、銀の髪をかみで暗い灰色に偽装していた。

 乗客を降ろした後、屋根に積んでいた荷物が順に持ち主に手渡されていった。受け取りの順番が回ってくるまでにしばらくかかりそうだったので、リンは周囲を見回した。

 馬車がやってきた道の先にはまだ芽が出たばかりの青い麦畑が広がり、さらにその先にはぐるりとめぐる高い壁が存在していた。

 リンとリーフがやってきたのは、インディム王国の境界線からさらに西にある外地イパーナの村、レニウムだった。

 レニウム村はインディム王国に最も近い外地の集落で、平原の直中、亡国の大街道の跡に沿うように位置している。
 比較的長い間存続しているため外地との交易の足掛かりにしている商人や傭兵も少なからずいた。

 それにしても随分平和呆けした村だな、とリンはレニウム村を軍人目線で評価した。
 モンスターを防ぐ為の城壁や見張り台、頑丈な門扉は外地においてあって当然のもので、もちろんそれらは完備されている。

 だが、活用出来ていない設備は只の張りぼてに等しい。
 昼の間は門が常に全開で跳ね橋も下ろしっぱなしなのが、村の居住エリアからも見えた。見張りはリンが景色を眺めている間だけで二回も欠伸をしていた。

 大型モンスターが突進してくれば門を破壊されることもあり得るので跳ね橋は常に半分上げておくことが望ましい。見張りに関しては言うまでもない。

 春は平原のモンスターが比較的大人しい時期だからといって、ここまでだらけきっていいのだろうか。

 そもそも、外地とはモンスターがびこり過ぎた地域のことを指し、人間が継続的に住むことが難しく国という概念が存在しない、まさしく無法地帯であるのだ。
 希少な鉱石の鉱山や交通の要所に、開拓者と国を追われた者たちが集まり、安全と夢を求めて集落を形成することもままあるが、十年持てば良い方だ。

 餌となる人間を嗅ぎつけたモンスターに攻略されないうちに別の場所へと移動するか、幾つかの集落が寄り集まって要塞のような小都市ポリスを建設しなければ生き残れない。
 レニウムのように、集落規模で三十年間も平穏が続いているのはかなり珍しい部類である。

 故に、外地の集落につきもののどこか殺伐とした空気が平和ですっかり薄まってしまっていて、リンは逆に不気味さを感じていた。

「恐ろしい村よねー。ざるの目の方がまだ締まってるんじゃないの」

 村に辿り着けたことにほっとしたのか、乗客の大半は明るい顔で居住区へと入っていったが、リンは立ち止まってレニウム村の現状に一言言わずにはいられなかった。

 ようやく荷物を受け取り、リンとリーフはうまやへと向かう馬車と六足馬を見送った。
 馬車の停留所は村の居住区の外側にあり、城壁内に広がる耕作地帯との丁度境界線上に位置していた。

「それだけ魔剣の加護が強いんじゃないかな……いや、魔剣だから加護というより呪いと言った方が正しいかもしれない」

 腰に剣を挿しながらリーフが言った。

 だんだんと二人から離れていく乗り合い馬車には、護送車か戦車と見紛うばかりの装甲が取り付けられていた。
 六足馬の速度を最大限に活かすための緩衝材入りの有刺車輪が平和な村の中に深いわだちを残していく。

 馬車が建物に隠れて見えなくなっても、二人は乗り合い馬車の停留所の傍でしばらく突っ立っていた。
 舌を噛みそうになる乗り心地はともかく、あの馬車の中はきっとこの村の中で一番安全な場所だろう。そんな頑強な乗り物が去っていくのは、少し心許なかった。

 リーフが情報屋から得た情報では、この村には魔剣が存在するらしい。その魔剣の使い手がモンスターを退けてくれているお陰で、この村は国家の力が及ばぬ外地でも独力で存在を許されているという。

 眉唾ものの話だが、こうして平和な村がモンスターに滅ぼされることなく驚くほど長く存続しているのは事実だった。

「そもそも、魔剣って一体なんなの?」

 リンが首を傾げた。実は、リンはリーフが欲しがっているということ以外、魔剣についてあまりよく知らなかった。

「言葉の通り、魔の宿った武器だといわれている。ただ、剣と名はつくけど形状は槍でも斧でも何でもいいらしい。昔はモンスターを倒せる唯一の武器だった――この辺りの事情は君も詳しいのではないかい」

 特に面倒くさがる様子もなく、リーフは説明した。

 この地に生きる獣は、動物とモンスターの二つに分けることができる。どちらも人間への大きな脅威となりうるが、特にモンスターは人間の天敵と言えた。

 それは、モンスターの持つ厄介な特性が関係している。
 モンスターには、普通の武器が通用しない。
 より正確に言えば、生きているモンスターはやたらと頑丈なのだ。

 大熊の心臓を一発で仕留められる弾丸で、遥かに体格の小さい熊のモンスターの子供に致命傷を与えられなかったり、鉄の矢尻が毛皮で弾かれたりしてしまう。
 斧で足を切り落とそうとしたにも関わらず、相手はただ転んでかすり傷を負っただけ、という冗談にもならないような話さえある。

 だが、モンスターにも弱点はあった。火と魔剣である。
 魔剣は不思議な力を有し、しかもその威力はモンスター相手に減衰されないという素晴らしい特性を持っていた。

 しかし、魔剣は誰にでも扱えるという訳ではない。魔剣を振るう魔剣使いはその身と魂を魔剣の呪いに蝕まれる定めにある。最後には自我すら失い、魔剣を振るうためだけの屍と化してしまう。

 現代の対抗手段は、リンのように特殊な銃を主兵装とし、火を使った戦術で補助することが主流だ。
 銃はそれ自体貴重な上に整備に金がかかるが、訓練さえ積めば誰でもモンスターに対抗できる。ただ、作戦が失敗し間合いを詰められたり集団で襲い掛かられると為す術もなく餌食にされてしまう。

 対して、魔剣は接近戦に特化したものが多く、素早いモンスター相手や真正面からの迎撃には今でも有効である。
 そのため外地では今だに安易に魔剣使いに身を落とした戦士が、栄えある未来を潰される事例は少なくないらしい。

「まあこれは情報屋の受け売りだけど」

 リーフはいつの間にか荷物の隙間にねじ込まれていた紙束を引っ張り出し、それを見ながら話をしていた。

「ボク自身、魔剣についてはそんなに詳しいとは言えない。ただ、かなり強力な武装であるということは確かだ」
「よく分かんないけど、魔剣が強いって言っても村一つ守れるなんてよっぽど凄い魔剣なんじゃないの? ていうか、もし魔剣を手に入れちゃったら、この村滅ぶんじゃない?」
「そうかもしれない。まあ、交渉するだけしてみるさ」

 そもそもこんなに早く見つかるなんて虫が良すぎるし、とリーフはあっさりと言った。
 特にこだわりは無く、魔剣であれば何でもいい口ぶりだった。

 しかし、リンはその言葉に引っかかるものを感じた。

「交渉するって誰と? 今の持ち主と?」
「魔剣と」

「……交渉するって言っても、相手は武器なわけでしょ。言葉通じるの?」
「もちろん、通じるから交渉できる。ただし、魔戦士タクシディードに限るけれどね」

 リンの至極もっともな問いに、リーフは至極当たり前というように頷いた。

 常人よりも魔剣の呪いに耐性を持ち、モンスターを狩ることができる特別な才能を持つ一団が存在した。
 彼らは魔戦士タクシディードと呼ばれ、かつては人間の希望として重用されていたこともあった。

 魔戦士の血族はモンスターとの戦いに身を投じ、そして奇異な力を恐れた人間から迫害され、今の西部にはほとんど残っていなかった。
 リーフはその稀少な魔戦士の血を引いており、魔剣と特別な繋がりを築けるという。

「……ごめん、更に訳分かんなくなった」

 そもそも武器に口なんかあったっけ、と想像力の壁にぶち当たり、リンは頭を抱えて呻いた。リーフはまあそうだろうね、と相槌を打った。

「実物を見ればすぐ分かるさ。さて、行こうか」

 自分の荷物をさっと担いで、リーフは歩き出した。

「あ、ちょっと待ってってば」

 リンも慌てて荷物を持って追いかけた。弾薬が大半を占める鞄は重く、慣性で大きくよろめきながらも、先を歩くリーフの横に並んだ。

「取り敢えず、宿を取りに行こう。馬車が動くのは明朝だからね」
「さんせーい。これ以上荷物を持って歩くのは嫌」
「まだ五十歩も歩いていないじゃないか。ところで宿はどこにあるのだろう」
「歩いてたらそのうちあるんじゃない?」
「まあ、広いといっても村だからね」

 呑気に会話しながら、二人は村の中心に向かって歩いていた。

 宿屋か酒場の看板を探しながら歩いていると、村の中央広場にできた人集りが目に留まった。
 格好からして、大部分が先ほどの馬車でやってきた傭兵や商人たちのようだった。

「そんな説明で納得できるか!」
「だから、大丈夫ですって。なんてことはない、もう解決したことですから」

 傭兵の一人が村人に詰め寄っていた。

 二人も事態を確認するために人だかりに近づき、途中で異様な光景に気付いた。

 広場を横切って一本の黒い線が引かれていた。地面に染みついた線は手の幅よりも太く、ところどころ掠れていた。
 その赤黒い色は傭兵をやっているものならすぐに正体が分かり、かつどうして付いたのかすぐに想像がついた。

「お前ら、俺たちを舐めてんのか。これは死体を引きずっていった跡だろうが。人間が死んだんじゃねぇのか!」
「人殺しが村の中に堂々といるのかよ」
「俺らは今晩この村に泊まるんだ。何があったかくらいは知ってもいいだろうが、なあ」
「いえ、だから……その……」

 他の傭兵からも詰められ、村人は顔を青くして目を泳がせていた。

「どうしました」

 リーフが成り行きをうかがっている商人に声をかけた。

「ああ、先程の」

 商人もリーフの顔を覚えていた。

「この通り、村の中に変な跡がありましてね。見て回った者が言うには、墓地まで続いているようなんですよ」
「つまり、誰かが人を殺して墓地まで運んでいった、と」

「そうです。それで、下手人が誰か聞いてみたのですが、何も教えてもらえなくてですね……」
「殺しの現場は?」
「それが、居住区の奥に入るなと言われてしまいまして」

 商人が目を向けた先には、少し離れた場所で村人と揉める傭兵の姿があった。

「ああ、それは」

 リーフは一旦言葉を切った。

「勘違いではないでしょうか……ひょっとすると、やまいで死んだのかもしれません」

 商人に耳打ちすると、意外な返答に商人は目をまたたかせた。

「病……とは?」
「誰かが結核のようなやりやまいで亡くなったので、慌てて埋葬したのではないでしょうか。病は死体から増えるものですから」

「しかし、そうすると血糊の跡は一体」
「吐血や出血を伴う病なのかもしれません。相当深いものなのでしょう。彼らも封じ込めを急いでいる筈です」

 商人の顔が曇った。

「それで、人払いを……」
「ええ、十分あり得るかと」

 リーフは頷いた。

「彼らが何も言いたがらないのは、外聞が悪いからでしょうか」

 じょうぜつに語り始めたからか、少しリーフの声が大きくなった。リーフと商人のひそひそ話に周囲の傭兵たちも耳をそばだてていた。

「もし本当に人が殺されたのならば、仲間であってもそうそうかばてはしないものですよ」
「そう、ですよね」
「今日は宿にこもって、火の通ったものを食べた方がよいでしょうね」

 商人の顔がぴりっとした。しかし、どこか安心しているようにも見えた。

 二人は商人と別れ、村人が紹介した宿へと向かった。交易の中継地となる場所のため、繁盛して手入れの行き届いた宿だった。
 少々高いが二人部屋も問題なく確保でき、ようやくリンは荷物を下ろすことができた。

「あんなでたらめ、よく思いつくよねー」

 小さめの寝台に腰を下ろし、リンはうつ伏せに寝転がった。
 リンはリーフの言ったことを微塵も信じていなかった。

「ボクは推測と提案をしただけさ。信じるのは、信じたかったのは彼らの勝手だ」

 静かに話しながらリーフは荷解きをした。小さいはいのうの中から暗器を取り出し、外套の袖の中に仕込んだ。

「それにしても、反応がかなりあからさまだったな」
「私はそんなに感じなかったけど」
「見当違いの持説を述べ始めてから、明らかに村人たちがこちらを排除しようとする気が薄くなっていた」

 リーフが殺人を否定したのは、本当にそう思っていたのではなく、最初から村全体がグルだと気付いていたからだ。
 傭兵の嗅覚は正しく、村は誰かを守るために一人を犠牲にしていた。
 そして、村の全てが犠牲を容認していた。

 もしリーフがとんちんかんなことを言って彼らの思考を惑わせなければ、村人の態度はさらにかたくなになり、最悪の場合には来訪者全員に監視がついていただろう。

「例の感覚? なんて言ってたっけ」
「ボクは〈害覚〉と呼んでいる。この村の空気は恐怖と秘密がまんえんしている」

 リーフには第六感とも言うべき感覚が備わっていた。本人が〈害覚〉と呼ぶその感覚は、自分に向けられる敵意を察知することができるのだ。
 戦いの達人は殺気を感じることができるというが、リーフのそれはもっと高度だ。敵意を認識するだけではなく、食べ物の甘味と酸味の違いが分かるように、敵意の種類を区別することができる。

 商人の護衛中にオオカイタクジカの群れに気付けたのもこの感覚のお陰で、リンもその感度にはかなりの信頼を寄せていた。

「村人を斬り殺して、許されるどころか庇われるほどの存在とは、なんだと思う」

 リーフはリンに問いかけた。

「んー、村長とか? 後は、村を守っている魔剣使いとか?」

 寝台に転がったままリンが言った。

「そうだね、おそらく魔剣使いだ」

 リーフは荷物から再び紙束を引っ張り出した。

「不幸にも代替わりをしていなければ、この村の魔剣使いは金物屋のライネスらしい」

「不幸にも?」

 リーフの言葉に含まれた棘を、リンは敏感に察知した。

「どうにも、この村の魔剣は三年以上使うと必ず気がふれることで有名らしくてね。ライネスが魔剣を継いだ時期は三年と少しばかり前のようだ」

 怪しい殺人と任期を過ぎた魔剣の使い手――無関係とは考えにくかった。

「もうこの村は、魔剣を抱えきれなくなっているのかもしれない」
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