小説一覧
「家族を助けてくだされば、この身を捧げます」▼▼桜降る、とある春の日。▼凶賊(マフィア)の総帥であるルイフォンの父のもとに、貴族の少女メイシアが訪ねてきた。▼彼女の父と異母弟が、ルイフォンたちと対立している凶賊に囚えられてしまったという。▼▼▼凶賊でありながら、刀を振るうより『情報』を武器とするほうが得意の、クラッカー(ハッカー)ルイフォン。▼そんな彼の前に立ちふさがる、死んだはずのかつての血族。 ……
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投稿2024年02月03日
更新2024年11月20日
山に置き去りにされたセディカを助けたのは、妖怪とも渡り合える腕を持った二人の旅人、トシュとジョイドであった。家にも帰れず先が見えないまま、縁のない他人に頼ることに焦りを覚えるうち、セディカは救いを求める亡霊の呼びかけを聞く。▼※西遊記を下敷きにしています。▼▼※「ノベルアップ+」「NOVEL DAYS」「ハーメルン」「ステキブンゲイ」「Nolaノベル」及び個人サイト「蓬生」でも公開しています。▼※ ……
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投稿2024年05月03日
更新2024年11月20日
連載中
『淵緑の森』と呼ばれる深い緑に覆われた森の中にある屋敷で、ひっそりと錬金術の研究をしていた“セレスティア”。▼そんなある日、研究資金が底をつきそうになっていることが発覚した。▼▼「このままじゃ、研究を続けられなくなる!」▼▼危機感に迫られたセレスティアは屋敷の住人と共に、経済の中心地と呼ばれる『貿易都市』に資金を稼ぐ方法を探しに行くことにした。▼……だがその行動を切っ掛けに、世界はセレスティアの意 ……
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完結済み
芹沢(せりざわ)つばめは恋に恋する普通の女子高生。入学初日に出会った不思議な魔法熟… 少女に脅され… 強く勧誘されて「魔法奉仕(マジックボランティア)同好会」に入る事になる。▼▼これはそんな彼女の恋と青春と冒険とサバイバルのタペストリーである。▼▼1話あたり平均2000〜2500文字なので、サクサク読めますよ!▼いわゆるラブコメではなく「ラブ&コメディ」です。いえむしろ「ラブギャグ」です! ……
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東京の街に突如出現した凶悪な罪獣バビロンに立ち向かった巨人の正体は愛に飢えた青年だった。▼皆が憧れるヒーローのように活躍すればまだ知らぬ愛を得られると意気込み奮闘するのだが……▼▼これは現実から目を背けながらも一方的に他者からの愛を待ち続ける者たちの物語。
ヒトが魔剣と銃の力でモンスターと対等に戦いつつある時代。▼黒衣の剣士リーフはとある目的のために力ある魔剣を探していた。手に入れたのは、持ち主を悉く不幸に陥れてきた曰くつきの魔剣ギルスムニル。▼リーフは魔剣に契約をもちかける「助けたい人がいる。例え助けられなくても、この命は君に差し出そう」――リーフに一目惚れした軍人貴族少女、口も頭も悪い魔剣、ひ弱な一般遭遇魔剣を連れてリーフは祖国へと帰る。▼それが ……
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完結済み
【注意】ダンジョンものではありません。▼▼この世界ではない現代日本、この世には妖と術士という存在がある。▼妖は人の感情から生まれ、人目につかぬよう動物の姿に擬態し人の命や感情を糧に生きる異生物。▼術士はそんな妖を討伐する、特別な力を持った人間。▼▼ヒロイン・金詰日和はそんな世界など知らずに特別なことは何もない、日常的な生活を送ってきた。▼しかし突然現れた人物との運命的な出会いにより、今まで隠されて ……
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そこは現代であり、剣や魔法が存在する――歪みきった世界。▼▼ 遥か昔、恋人のエレイナ諸共神々が住む天界を焼き尽くし、厄災竜と呼ばれたヤマタノオロチは死後天罰として記憶を持ったまま現代の人間に転生した。そこで英雄と称えられるものの、ある日突如現れた少女二人によってその命の灯火を消された。▼ 二度の死と英雄としての屈辱を味わい、宿命に弄ばれている事の絶望を悟ったオロチは、死後の世界で謎の少女アカネと ……
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都会の片隅、ひっそりとした場所にある喫茶店のような建物。だけどそこは喫茶店ではなくて、『休憩所』と看板には書いてある。色々な種族が生きている世の中。それぞれの特徴も、生き方も、悩みも人それぞれ。そんないろんな人たちが疲れた時に休憩出来るように、今日もお店のドアは開く。お店で待つのは美人で優しい、だけどちょっと変わったマスターと、料理上手で心優しい、タカヒロの二人。お客さんが頼む料理には、それぞれの ……
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投稿2024年08月06日
更新2024年08月06日
千利休を中心に、その生きた時代の歴史を群像劇で描く。今まで余り描かれてこなかった「茶閥」とでもいうべきもう一つの戦国武将たちの繋がりと交流を丹念に描く。▼▼第一章 動乱前夜▼ 千利休が誕生した|大永二年《西暦1522年》より物語は始まる。前年の将軍出奔という大騒動が一段落し、新たしい帝の御代となった大永の世は、まさに動乱前夜という様相を呈していた。先年来の両細川の乱は細川澄元の死によって小康状態 ……
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