小説一覧
「兄さん、あなたさえいなければ、私はきっと幸せだった……」▼少女チェントの波乱の生涯を書くダークファンタジー。▼親を失った幼い兄妹は、2人きりで生きねばならなかった。▼兄は、日々の苦しさと怒りを妹にぶつけた。妹はただ耐え忍ぶしかなかった。▼大人になった兄は名声を得た。妹には何も残らなかった。▼そして、彼女は歪んだ。
完結済み
「私たちは花の修道女。私たちは神のためにある。神を癒し、神のみを愛する。▼ 私たちは神の楽園をつくるためにある。▼ 神が幸せでいらっしゃることこそが、この世界を楽園にする。」▼▼神が亡ぼされてから二年。▼神によって創られた花の修道女たちは、神の復活を待ち望んでいた。▼▼一方で、花の修道女同士が特別な関係となる「エス」の文化が流行していた。▼▼東の修道院の庭師であるシスター・セナは、神の楽園をつくる ……
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完結済み
母が村を焼き討ちした帝国兵に犯されて生まれた混血児の少女ユミン。ユミンは村人たちから『鬼畜の子供』と呼ばれ差別と迫害を受けながら生きていた。▼ ある日、ユミンは『狼羊』という童話から「父を殺して自分も村人たちと同じく帝国兵を憎む一員なのだと証を立て、皆から認められるべし」という教訓を得て、実父を探し出して殺すことを決意する。▼ 村を訪れた戦争調査隊との遭遇を経て、ユミンは彼らと共に顔も居場所もわ ……
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投稿2024年04月06日
更新2024年06月09日
魔女エリスは勇者パーティーをクビになった。▼理由は、「勇者におっぱい触らせてやらなかったから」。▼▼セクハラにキレて、派遣元の魔術協会に戻るが、待っていたのは上司の「おっぱい触らせたらよかったじゃないか」という冷たい一言。上司にキレて、エリスは魔術協会をも飛び出してしまう。▼▼二年間の努力を無駄にされ、活躍の場さえも奪われたエリスは酒場でヤケ酒を煽る。▼翌朝目を覚ますと、彼女の前に青と金の瞳を持つ ……
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完結済み
この世が乱れ、国同士が戦う、戦国乱世。▼記憶を失くした優しいだけの少年、雲之介(くものすけ)と元今川家の陪々臣(ばいばいしん)で浪人の木下藤吉郎が出会い、二人は尾張の大うつけ、織田信長の元へと足を運ぶ。織田家に仕官した雲之介はやがて内政の才を発揮し、二人の主君にとって無くてはならぬ存在へとなる。▼これは、優しさを武器に二人の主君を天下人へと導いた少年の物語。▼※架空戦記です。史実で死ぬはずの人物が ……
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エワンリウム王国では五十年に一度、聖女が選ばれる。▼ 聖女はその身を国神と王国の為に捧げる事から国神の花嫁とも呼ばれ、歴代の聖女達は国神のもとで幸せに過ごしたと言う。▼▼ そして今代、聖女に選ばれたのはエワンリウム王国第二王女ディーテだった。しかし、ディーテは聖女選定の際その結果をアメディアのものとすり替えてしまいアメディアは聖女として神殿にたった一人で押し込められてしまった。▼▼ 誰にも会えず ……
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この世の人間に、性別とは別の種別が加わってからおよそ100年。▼ポンコツなβ(ベータ)北野直次郎と、エリートなΩ(オメガ)の滝川辰樹。▼見た目も性格も生育環境もまるで違う2人が出会い、お互いになくてはならない存在になっていく。▼そんな中、2人の因縁と辰樹の思惑が絡み、組織を巻き込む異常事態となる事件が発生する。▼▼★作者の故意により、1章:北野直次郎の一人称視点では本人の勘違い誤字脱字が多発する仕 ……
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自分の将来が歳を重ねるにつれて不安になってく十六歳、「近来 故生」(きんらい こい)▼は学校に行くための電車に乗ろうとしたらそこにあったのはいつも乗っている渋谷行きの電車では無く、青く、煌びやかに光る列車であった。▼突然の事態に驚きを隠せない故生にこんな声が聞こえてきた....▼「この列車に乗って、未来を見に行きませんか?」と......
投稿2024年02月03日
更新2024年02月03日
完結済み
おれには名前らしい名前なんかない、▼通り名で通ってる限り、そうさ、▼誇れる名前、適当に盛ってやってくれ、▼そう画像投稿出来るデカ盛りパフェみたく、▼エカテリーナ、貴族ってそう言うもんだろう?▼でもオレ義賊、やってやろうじゃんかよ。