小説一覧

幻導士(エレメンター)。それは自然現象を従え、強大な魔物や猛獣をも打ち倒す幻の存在……というのも今は昔。大戦から数千年、今やゴロツキもどきも珍しくなくなってしまった。▼そんなご時世で貴重な「本物」であるテレザはある日、駆け出しのシェラと出会う。ド新人のシェラに知識や立ち回りを教えつつ、テレザはこれまで意識してこなかった「凡人」について考える。▼天賦の才に喧嘩好き、正しく烈火のごとく生きるテレザ。無茶しがちなテレザに喰らいつくうち、シェラもまた幻導士として花開いていく。▼巨獣を屠り、悪事を暴き、美味をいただく。二人の少女を中心に、豊かな世界に生きる幻導士達の戦いと出会いを描く物語。

現実世界から、異世界エイナールへと飛ばされた少年孝瑠（コウル）。▼そこで出会う記憶喪失の少女エイリーン。同じく現実世界から来た青年ジン。▼ジンの目的を聞き協力する二人だったが、ジンは宿敵カーズに敗れてしまう。▼ジンの遺志を継ぎ旅をするコウルとエイリーン。そこで知るエイリーンの正体。▼エイリーンは異世界エイナールの女神見習いであった。▼ジンの遺志、そして女神見習いの使命を思い出したエイリーンは、コウルと女神の契約を交わし、カーズに挑む。▼激戦の末カーズに勝利したコウルとエイリーンだったが、カーズに力を与えたのは、エイリーンの妹といえる存在エルドリーンだった。▼二人はエルドリーンを追い、さらなる異世界エンデナールへと向かう。▼エンデナールで伝説の武具を集めた二人はエルドリーンと対峙。目的を問いただし、かつ勝利する。▼エルドリーンを許した二人は新たな旅に出ると同時に、コウルの現実世界へつながる方法を考える。▼しかしそこに倒したはずのカーズが現れる。そして彼と一緒に現れたのはカーズの妹シズクだった。▼カーズとシズク、そしてシズクによってゾンビと化したジンにより苦戦するコウルとエイリーン。それを助けたのはエルドリーンであった。▼エルドリーンの協力によってカーズたちを退けるコウルとエイリーン。▼しかしシズクの最後のあがきによりエイリーンは闇の魔力を受けてしまう。▼力を振り絞りコウルを現実世界に逃がしたエイリーンだったが、コウルはエイリーンを諦めれず、▼現実世界のクラスメイト、リンカと協力し、再び異世界エイナールへ舞い戻る。▼そしてエイリーンを闇の魔力の呪縛から解放。▼コウル、エイリーン、リンカは新たな旅に出発するのだった。▼

私丘多主記の書いた短編と言うか中編と言うかそう言った作品を一つにまとめたものになります▼▼これを読めば私丘多主記の作風とかが大体わかると言うわけです▼▼話が変わるタイミングで章が変わりますので、それを目安にして読んでください。各章の内容をこのあらすじにてさらっと書いてますのでご参考に▼▼第1章〜第3章▼気ままに短編集「恋敵(ライバル)の友情」「僕と里奈の受験戦争」「二股裁判」▼第4章「Melt」→バレンタインデーをテーマにした短編。好きな子にチョコを渡す百合小説▼第5章「現と夢幻の狭間で」→9月1日を舞台にした少年少女の出会いの話▼第6章「今会いに行くよ」→現と夢幻の狭間での続編▼第7章「夢と好きと理想の自分」→バレンタインデーに好きな子とデートする百合小説。某サイトのコンテストの最終選考作▼第8章「かわいいわたしを」→秋の頃のお話。本当の自分を出せないかっこいい少女とかわいい後輩のお話。作者的には一番の力作▼第9章「冬の夢」→主人公冬紀と恋人の美沙とのお話。ちょっと切ない

世界は暗号で満たされている。▼何が正しくて、何が間違っているんだろう。▼どうしてボクには五人のお母さんがいるんだろう。▼どうして皆には一人しかお母さんがいないんだろう。▼▼日本を襲った未曾有の大震災から数年。▼被災で故郷を失った獅子戸（ししど）親子は東京都帝区（みかどく）で暮らしていた。▼碧（あおい）は震災のショックで幼少期の記憶がない。▼職業不詳で超適当、しかも破天荒な父親。▼なぜか『日替わり』で存在する五人の母親たち。▼対してちょっと難しいお年頃の碧。▼特殊な家庭環境であることに気づかず育つが、中学生になったことで自我が芽生え、周囲との違いに戸惑うことになる。▼中学進学を控えたある日。▼碧は父親の大迷惑な提案のせいで、大きな『秘密』を抱えたまま学生生活を送ることになる。▼母親たちからの訓練は一体何の為なのか？▼これはめちゃくちゃな親子の絆と、多感な碧の成長物語。▼暴力と陰謀が渦巻く世界で美少女・碧は強く戦い抜けるのか。▼碧の出生の秘密が明らかになる時、母親たちの深い愛と本当の戦いの意味を知ることになる――。▼▼▼▼【登場人物】▼獅子戸碧：主人公。大きな秘密を抱えながら帝都学院に通学中。▼獅子戸純次：碧の父。親父ギャグ好きで碧を溺愛中。▼兎原ルナ：月曜日のマザー。碧の語学担当。▼烏丸ありす：火曜日のマザー。碧の格闘術担当。▼龍崎真紀：水曜日のマザー。碧のマネー術担当。▼山神樹里：木曜日のマザー。碧の変装術担当。▼天馬美奈：金曜日のマザー。心の病気で何もできない。▼▼あい梨：碧のクラスメイト。親友。▼半谷：碧のクラスメイト。いじめられっ子。▼アンテナ：クラブヘヴンの占い師。▼杉本：黒い服の男たちのリーダー。

異能力《ペンデュラム》を覚醒させる条件は2つ。過去に“絶望”を体験していること。黒いラベルのカクテルを飲むこと。▼▼ペンデュラムは人の願いを叶える万能の力ではない。人が今日を生き抜かんとする火事場のクソ力である。“絶望”を乗り越えた時、その力は失われる。▼▼▼そして、ここに人々の“絶望”を解決しようとする何でも屋たちがいた。彼らはディストピアの秩序に侵食されつつある大都市にて、古き良きサイバーパンク時代の人情をまとう。▼▼青年の名は『Q』。映画流拳法、煙草道、早撃ち……そしてお人好し。かつて組織No.2の実力を誇り、裏切り者のレッテルとともに殺された。▼少女の名は『シュガー』。仲良し主義、違法出力の義足、キャスケット帽……看板娘。死別による天涯孤独を2度も味わいながら、笑顔を絶やさなかった。▼▼2人は依頼に翻弄されながら、自身の中に眠る“絶望”に立ち向かっていく。▼▼ハードボイルドコメディタッチで軽快に語られる、遥か遠い未来の義理人情。未来を切り拓く若者たちのサイバーパンク・ブルースロックアクションが嵐を巻き起こす！▼▼『シーユー・アゲイン！　ネオンエイジ・バスターズ、また明日！』

とある世界を滅ぼした青年がいた。彼は無慈悲で残酷な世界を恨み、代償と引き換えに強大な力を与える「暴食の悪魔」に利用されてしまい契約によって善性を捨ててしまったのだ。▼――それがファンタジーRPG「エクリプトマギカ」の悪役、魔王「エブディケート・ジスティア」の運命だ。▼なぜそれを知っているかって？▼そのゲームの中、いやその青年に転生したのが俺だからだ。▼▼「魔王ルートに破滅の運命なんて絶対嫌！　自分がやるなら正義の道に英雄の運命がいい！」▼▼自らの破滅を防ぐため、彼の願いを叶えるため。▼悪性を捨てストーリーの逆を行き、今度は全てを救う英雄に！▼（というか悪いことが一切できないんだよ！！！）▼▼街を歩けば人助け。▼学園に入学すれば、ゲームで虐めた少女たちがかけがえのない仲間に！？▼原作知識はもちろんある。悪魔からもらった最強の力もある！▼▼……ってあれ？　俺って原作でこんなに愛されてたっけ！？▼▼そんな感じでストレスフリーなヒロイック・ファンタジー！▼

ライト？いいえハードファンタジーです▼▼▼▼其処は謂わば剣と魔法の異世界、『オヴィーリス』。▼▼その世界には冒険者（ランカー）と呼ばれ、それを生業とする人々がいて。その中でも、最強と謳われる三人がいた。▼▼その内の一人────ラグナ＝アルティ＝ブレイズ。『炎鬼神』の通り名で冒険者たちから畏れ敬われる彼だったが、ある日突然──────────▼▼▼▼▼▼「俺、なんか女になっちまった」▼▼▼▼▼▼──────────という、本人の言葉の通りに。煌めく赤髪を揺らす、一人の少女となってしまったのである。▼▼「…………えぇ……？」▼▼そしてその事実と同時に現実を目の当たりにした、ラグナの後輩たるクラハ＝ウインドアは。そんな困惑と動揺が入り混じった返事を、ただ呆然と返すしかないのだった。▼▼▼▼▼▼基本ギャグで時々シリアスな。傍若無人天衣無縫な先輩に振り回される苦労人後輩の二人が織り成すTSダークファンタジー────今ここに開幕！▼▼▼▼▼カクヨム版↓▼https://t.co/RW6Eu6SS9J▼ハーメルン版↓▼https://syosetu.org/?mode=ss_detail&nid=230941▼アルファポリス版↓▼https://www.alphapolis.co.jp/novel/435342342/124292369