小説一覧

≪犯罪者予備軍・ブルーマーク≫による無差別殺人事件によって、父を殺され、復讐のために刑事となった三輪蕗二は、警視庁捜査一課へと配属になった。▼しかし、そこで待ち受けていたのは、憎き仇である≪犯罪者予備軍・ブルーマーク≫であった……▼▼2042年、犯罪者を事前に予測しマーク付けすることで世界一安全な国となった日本。▼それでも、殺人事件は無くならなかった。▼人はなぜ人を殺すのか。▼殺人に至る狂気は、一体どこからやってくるのか。▼全てを知った時、あなたは≪どちら側≫だ？▼▼連続殺人事件を史上最速のハイスピードで解決に挑む、刑事小説×近未来SF。▼この事件、この悲劇、この未来…………すべて【あり得る】！▼▼なろう、カクヨムにて先行連載中。

「殺されるか監禁されるか、どちらが好みだ？」修学旅行先の出雲大社で少年にそう囁かれた後、幽子（ゆうこ）の信じていた日常は終わりを告げた。▼何かの冗談だと思い、あの言葉をすっかり忘れて登校した幽子を待ち受けていたのは転校生として現れたあの少年だった。武瑠（たける）と名乗った彼は幽子に契約書を渡す。そこには幽子と彼の両親が結んだ契約であること、そして幽子が15歳になったら彼の両親に幽子を預ける旨の文言が連なっていた。▼武瑠の正体は影で帝に仕え、仇なす存在から帝を守る家の末弟だった。そのため帝に敵対する存在に近い幽子を監視するために転校してきたと告げられる。▼幽子は彼の家に迎え入れられ、毎日封印を施され、霊力制御を彼の協力の下行い、自らの内にある怨霊を封じ込めにかかるが、彼女を疎ましく思う一派が現れて……？▼日本神話ファンタジー、ここに開演！▼

世界は暗号で満たされている。▼何が正しくて、何が間違っているんだろう。▼どうしてボクには五人のお母さんがいるんだろう。▼どうして皆には一人しかお母さんがいないんだろう。▼▼日本を襲った未曾有の大震災から数年。▼被災で故郷を失った獅子戸（ししど）親子は東京都帝区（みかどく）で暮らしていた。▼碧（あおい）は震災のショックで幼少期の記憶がない。▼職業不詳で超適当、しかも破天荒な父親。▼なぜか『日替わり』で存在する五人の母親たち。▼対してちょっと難しいお年頃の碧。▼特殊な家庭環境であることに気づかず育つが、中学生になったことで自我が芽生え、周囲との違いに戸惑うことになる。▼中学進学を控えたある日。▼碧は父親の大迷惑な提案のせいで、大きな『秘密』を抱えたまま学生生活を送ることになる。▼母親たちからの訓練は一体何の為なのか？▼これはめちゃくちゃな親子の絆と、多感な碧の成長物語。▼暴力と陰謀が渦巻く世界で美少女・碧は強く戦い抜けるのか。▼碧の出生の秘密が明らかになる時、母親たちの深い愛と本当の戦いの意味を知ることになる――。▼▼▼▼【登場人物】▼獅子戸碧：主人公。大きな秘密を抱えながら帝都学院に通学中。▼獅子戸純次：碧の父。親父ギャグ好きで碧を溺愛中。▼兎原ルナ：月曜日のマザー。碧の語学担当。▼烏丸ありす：火曜日のマザー。碧の格闘術担当。▼龍崎真紀：水曜日のマザー。碧のマネー術担当。▼山神樹里：木曜日のマザー。碧の変装術担当。▼天馬美奈：金曜日のマザー。心の病気で何もできない。▼▼あい梨：碧のクラスメイト。親友。▼半谷：碧のクラスメイト。いじめられっ子。▼アンテナ：クラブヘヴンの占い師。▼杉本：黒い服の男たちのリーダー。

　東京五輪での活躍と、日本人ペアによるグランドスラム初制覇で空前のテニスブームが巻き起こった近未来の日本。主人公、若槻聖は幼い頃に幼馴染の素襖春菜に誘われてテニスを始めた。しかし、圧倒的な才能を持つ春菜のペアに見合わない自分への劣等感と、ある出来事により程なくしてテニスを辞めてしまう。▼▼　時は流れ、プロとしての活動拠点を海外に移そうとする春菜の前に現れた聖は、今度こそ相応しいペアになると誓った。選手として遥か先にいる春菜に追い付く為、聖は誰にも話したことのなかった“秘密のラケット”の力を解放する。▼▼　現在・過去・未来、遍く全ての事象と記憶を網羅する『アカシック・レコード』に導かれ、聖を中心にテニスと関わる多くの者たちの未来の可能性が“撹拌”していく——。